ベンチャーキャピタリストは「起業家」のココを見る

ベンチャーキャピタリストが考える「良い起業家」の条件とベンチャーキャピタルから出資を受ける3つのメリット

ベンチャーキャピタルとは何だろうか。ベンチャーキャピタル(以下VC)とは、創業間もないベンチャー企業に対して投資を行う投資会社をさす。多くの場合、出資を受けたベンチャー企業は、返済の必要がない多大な資金を無償で調達することができる。

では、VCがベンチャー企業に出資する目的は何か。それには「株式公開」が関わっている。VCが出資するのは、通常今後の急成長が見込まれるベンチャー企業である。VCは出資した企業の株式公開により手持ちの株式を売却することで利益を得ているのである。

そのため創業間もない企業が出資を受けるためには「成長性のある将来有望なベンチャー企業であること」が最低条件になる。逆にいえば、これから 急拡大する市場を狙ったビジネスや、大きな夢を描いている起業家にはうってつけの資金調達の仕組み だ。

ここでは、ベンチャーキャピタリストが考える「良い起業家」の条件や、VCから出資を受けるメリットなど、起業家が気になるポイントについて、現在多くのベンチャー企業投資に携わっている サイバーエージェント・ベンチャーズ ヴァイスプレジデントの竹川氏にお話を伺った。

竹川 祐也
サイバーエージェントベンチャーズ ヴァイス・プレジデント
1975年広島生まれ。早稲田大学卒業後、証券リテール営業、人材紹介法人営業を経て2005年より証券会社にてベンチャーキャピタル業務に従事。2007年よりインターネット関連企業にてCFOを務め、2009年上場企業グループ傘下に入ったのちCEOに就任。2012年より国内担当のベンチャーキャピタリストとして株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズに入社。ベンチャー企業での事業計画立案・管理会計・資金調達・M&Aなどの経験を活かしベンチャーキャピタリストとして多くのスタートアップ支援に携わる一方、日本最大級の起業家と投資家のマッチングイベント”RISING EXPO”の運営や、大企業とベンチャー企業の共創を目指すコミュニィ”CROSSOVER”の運営にも携わっている。