経営で困る資金繰りを助ける助成金・補助金についての秘訣を紹介します。年間1000種類以上(一説には3000種類!)存在すると言われてる助成金。申請には労力もリスクも必要ありません!

個人事業主が助成金200万円をもらう方法<雇用保険とは>

個人事業主が助成金200万円をもらう方法<雇用保険とは>

実は個人事業主でも助成金は「満額」もらうことが出来ます

助成金申請説明会を開催していると、しばしば質問いただくのがこちらです。

「個人事業主なんですが、助成金はもらえますか?」

担当スタッフの一人が「バナナはおやつに入りますか」的な定番ですね、と言ってました。たしかに、それくらい定番中の定番質問なんです。

ということで、今回のコラムはこのご質問への極めて具体的な回答をさせていただきます。まず、結論から言いますと「満額受給が可能」です。では【どうしたら満額受給できるのか】をご説明します。

助成金の原資は雇用保険。故に雇用保険に加入すればOK

雇用保険とは、以下、厚生労働省の説明文になります。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/koyouhoken/

雇用保険制度は、労働者が失業した場合などに必要な給付を行い、労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに再就職の援助を行うことなどを目的とした雇用に関する総合的な機能をもった制度です。

事業主は、雇用保険法に基づき、適用基準を満たす労働者について、事業主や労働者の意思に関係なく、被保険者となった旨を公共職業安定所(ハローワーク)に届け出なくてはなりません。この被保険者資格取得の届出が適正になされていないと、労働者の方が失業した場合などに支給される給付について、不利益を被る事態を生じることがあ ります。

事業主の方は、このような事態を生じさせないよう、新たに労働者を雇い入れた場合には、その1、その2、その3を参照の上、雇用保険の被保険者資格取得の届出を事業所の所在地を管轄する公共職業安定所(ハローワーク)に必ず行ってください。

個人事業主が助成金200万円をもらう方法<雇用保険とは>

詳細は上記のURLをご覧いただくとして、ポイントは「正社員でもパートタイムでも」加入義務があることです。

正社員だと必ず加入は理解できますが、パートタイムの場合は少し悩ましいです。例えば月に1時間しか働かないバイトなのに雇用保険に入らないといけないのか、というと、それは手続きに煩雑になり、加入も不要です(むしろ入れません)。ある程度の勤務時間が見込める場合になります。

バイトは「週20時間以上」で雇用保険加入可能になる

こちらの厚生労働省の説明文の「3」に記載があります
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouseisaku/chushoukigyou/koyou_rule.html

(1)雇用保険
雇用保険は、労働者が失業した場合に、生活の安定と就職の促進のための失業等給付を行う保険制度です。事業所規模にかかわらず、
@1週間の所定労働時間が20時間以上で
A31日以上の雇用見込がある人を雇い入れた場合は適用対象となります。
雇用保険制度への加入は事業主の義務であり、労働者は自分が雇用保険制度へ加入しているかどうか、ハローワークに問い合わせることも可能です。保険料は労働者と事業主の双方が負担します。

答えは「週20時間以上」で加入できる、となります。これで個人事業主でも100万円単位の助成金の受給資格を得ることができるようになります。
より詳細を確認されたい方はこちらのURLから該当するハローワークにお電話してみてください。基本はとても丁寧に説明していただけます(営業時間5分前に閉じてしまう場所も有り。お早めに電話を)。
※全国一覧:http://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html

ということで、週20時間、月間80時間、時給1000円換算で月8万円のアルバイトを採用するのがベストとなります。

ただし「同居している3親等以内の親族」は雇用保険に入れないそうです。まれに「それでも加入できてしまっている例」が実際にあるので、詳細はやはりハローワークに聞いたほうがいいです。東京都はまず入れませんが、地方だと間違って加入できる場合があるようです(こういったことが結構起こっています)。

注意すべきは「社会保険」、月数万円の保険料

よりコスト意識が高い方は「社会保険」の方も気になるのではないでしょうか。月に数千円の雇用保険と比べると、社会保険は桁が一つ増え、加入を渋る経営者も多いです。ただし、社会保険の加入は社員が1名以上であればかならず加入しないといけない「義務」になります。

個人事業主が助成金200万円をもらう方法<雇用保険とは>

ただしここで朗報(?)です。個人事業主の場合、社会保険の加入義務は「労働者が5名以上」からになることをご存知でしょうか。つまりは4名以下の場合雇用保険だけでOKということです。

ちなみに、さらに「農林漁業、飲食業、旅館業、理美容業、税理士事務所」などは5名以上であっても加入義務は発生しません。

「え、そうなると法人よりも個人事業主の方がお得なの?」

お得という表現が適切かどうかはわかりませんが、「支払った保険料とそれに対する対価(特典)」という意味では、仰るとおり個人事業主である方が「ものすごくお得」ではあります。

ちなみに、普通の会社員でも個人事業主には誰でもなれてしまいますので、起業前に一定期間個人事業主として月8万円バイトを採用し、プレ起業してしまうのもあり、というわけです。

起業前に、個人事業主登録をして「MGを受講」しましょう

もし皆さんがこれから起業を考えているようであれば、是非上記のスキームを活用してみてはいかがでしょうか。

起業後は本当に忙しくなります。そんな時、個人事業主としてバイトをうまく活用しプチビジネスを展開する。そして自分自身は先日からご紹介しているソニーが開発した経営者育成研修「マネジメントゲーム(MG)研修」を受講し、経営会計力を大幅にアップしておく、そんなことが可能になります。

※MG研修とは:http://bb-wave.biglobe.ne.jp/shiraishi_column/13/

個人事業主が助成金200万円をもらう方法<雇用保険とは>

もう少し具体的に書くのであれば、皆さんが飲食店のオーナーとして起業しようとした場合、いきなり起業するのではなく・・・

  1. まず個人事業主登録をして「週末だけcafeをオープンしてみる」
  2. 信頼できるバイトを一人採用し、一緒にすすめていく
  3. きちんと雇用保険に加入し、助成金で自分自身を含めた人材育成を実施
  4. 半年、一年と経ち、ある程度見込みが見えてきたら法人化(起業)
  5. バイトを正社員にして社会保険加入、正規雇用転換の助成金で100万円!
  6. 全力で頑張る!

いずれにせよ、助成金は多少のローカルルールが存在しますので、上記を実施するにあたっては、必ずハローワークに確認されることをお薦めします。同時に、経営者としての最低限の労務知識も身につけることができるはずです。早め早めに是非。

個人事業主だけどすぐに申請したい!という方はこちら

もしすぐに申請したいという方はこちらからご連絡下さい。
実質的な〆切が2月末日になりますので、悩まれている方はお早めに。
3月以降からの申請準備は180万円が80万円ほどに減額となります。

  1. 申請希望の方はこちらから→http://bb-wave.biglobe.ne.jp/shiraishi_column/17/
    ※上記の診断ツールの結果画面からお問い合わせ下さい
     よりスピーディーに申請可能な助成金計算が可能です!

個人事業主が助成金200万円をもらう方法<雇用保険とは>

白石 崇(しらいし たかし)

白石 崇(しらいし たかし)
筑波大学時代、吉田研究室にてコンピュータコミュニケーションを専攻。
大学卒業後、NTTに入社。SE、営業、プロバイダーぷららの企画部を経験。
2001年、(株)サイバーエージェントに入社。同社初のコンテンツ制作部門「メルマガファクトリ」立ち上げ。
2002年、「(株)ライトアップ創業( http://www.writeup.co.jp )。
創業後、企業のメールマガジン編集代行業務から、バズマーケティングと事業領域を広げ、現在ではクラウドサービスの共同開発組合(JDネット: https://jdn.wgps.jp/ )を運営、加盟企業は1,300社超。
また、国内初の「補助金・助成金取得支援クラウドサービス:Jマッチ( http://www.jmatch.jp )」をリリース。
2014年現在14期目突入、社員80名。