起業支援サイト「ドリームゲート」で累計面談相談数全国1位の中野裕哲氏。会社の作り方がわかる一冊「一番わかる会社設立と運営のしかた」(西東社)でもお馴染みの税理士が資金調達について伝授。

 第47回 最高3,000万円!!革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金 応募受付中!

BB-WAVE掲載日:2016年12月21日

第47回 最高3,000万円!!革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金 応募受付中!

国の補助金を活用すれば、ビジネスで大きなチャンスをつかむことも可能です。今回は、そんな補助金の中でも、特に大型の補助金である「ものづくり補助金(革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金)」について解説します。ものづくり補助金とは、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善などを行う中小企業を支援するための補助金。「ものづくり」と聞くと製造業だけの補助金と思いがちですが、そんなことはありません。これまで世の中にないような革新的なサービスの開発も含まれるため、ITやサービス業を始め多くの会社にチャンスがあります。以下にポイントをお話ししていきます。

【概要】

国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、認定支援機関(※1)と連携して、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う中小企業・小規模事業者を支援するものです。

【補助対象者】

日本国内に本社及び開発拠点を持つ中小企業で、資本金と従業員数が法律で定める規定以下である必要があります。
資本金と従業員数は、例えば「製造業、建設業、運輸業」では資本金「3億円以下」、常時雇用する従業員数「300人以下」となります。従業員数が「50人以下」の場合は全業種で対象になります。
業種ごとに細かく規定があるので、自社が該当するかどうか確認が必要です。

【主な補助対象要件】

革新的サービス、ものづくり技術の2つの類型があります。

1.革新的サービス

革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善であり、3〜5年計画で、「付加価値額(=営業利益+人件費+減価償却費)」年率3%及び「経常利益.」年率1%の向上を達成できる計画

2.ものづくり技術

特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善を行い、生産性を向上させる計画(3〜5年計画で「付加価値額」及び「経常利益」の増大を達成する計画)

それぞれ一般型、小規模型、第四次産業革命型があります。

補助事業 補助上限額 補助率
類型 対象経費の区分
一般型 機械装置費 1,000万円 補助対象経費の3分の2以内
技術導入費
運搬費
専門家経費
小規模型 設備投資のみ 機械装置費 500万円
技術導入費
運搬費
専門家経費
試作開発等 機械装置費 500万円
原材料費
技術導入費
外注加工費
委託費
知的財産権等関連経費
運搬費
専門家経費
クラウド利用費
第四次産業革命型 機械装置費 3,000万円
技術導入費
運搬費
専門家経費

小規模型は500万円、一般型は1,000万円、第四次産業革命型は3,000万円が補助されます。小規模型と一般型は、雇用を増やし賃金を5%以上増やしたり、最低賃金を引き上げたりすると補助金の上限額を引き上げることができます。
※ 第四次産業革命型とは「IoTやAI、ロボットを用いた設備投資」が必須です。

【事業計画書作成のポイント】

1.平易に分かりやすく書く

審査は書面だけの一発勝負です。面接がありません。書いてあることだけで審査員は判断します。業界に従事していればこれは知っているだろうと応募者が思っていても、審査員は知らない場合があります。審査員は専門家ですが、さまざまな専門分野の専門家です。業界のことを全く知らない専門家に当たったとしても「なるほど」と思えるよう、平易に分かりやすく書くことがポイントです。

2.ビジネスプランとすること

よくあるのが、「ものづくり」だから技術的なことだけを書いてしまう計画書です。もちろん技術的なことも書かなければなりませんが、あくまで事業計画書ですので、その技術を導入すると、これだけ付加価値や経常利益が向上するというシナリオにする必要があります。

【募集締切】

平成29年1月17日(火)[締切日当日消印有効]

※1 認定支援機関とは
応募には認定支援機関の支援確認が必要です。認定支援機関とは、起業家やベンチャー企業が安定して経営相談等が受けられるために、専門的知識や実務経験が一定レベル以上の者に対し、国が認定した機関です。
顧問税理士が認定支援機関であれば、そこの確認があれば応募できます。
認定支援機関によっては確認に時間を要する場合があるので、早めに事業計画書を作成し打診しましょう。もちろん、弊所も認定支援機関ですから、補助金申請の専門家が、みなさまをバックアップしております。ぜひご相談ください。

起業コンサルV-Spiritsグループ
税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人・司法書士事務所V-Spirits
http://www.v-spirits.com/

中野 裕哲(なかの ひろあき)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、
ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、一級ファイナンシャルプランニング技能士)。
起業コンサルV-Spiritsグループ代表(税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人・司法書士事務所・株式会社V-Spirits/V-Spirits会計コンシェル・給与コンシェル・FPマネーコンシェル株式会社)。

起業家支援をライフワークとし、起業準備から起業後の経営に至るまで、窓口ひとつでまるごと支援する「まるごと起業支援ドットコム」を主催。
「起業支援を通して、この国を挑戦者であふれる国にしたい!日本を元気にしたい!」という理念のもと、年間約300件の起業相談を無料で受け、多くの起業家を世に送り出している。
日本最大級の起業支援ポータルサイト経済産業省後援DREAM GATEにて6年連続面談相談件数日本一。最優秀賞他8部門で受賞。起業の最前線、現場での支援経験に基づく独自の起業・独立ノウハウに定評がある。

All About「起業・会社設立のノウハウ」(オールアバウト社)にて公式記事執筆を担当。その他、TV、雑誌、新聞等の各種メディアにて起業に関する解説実績多数。著書・監修書は「一日も早く起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」(明日香出版社)、「オールカラー個人事業の始め方」(西東社)、「オールカラー 一番わかる会社設立と運営のしかた」(西東社)など多数。

専門分野はビジネスプランのブラッシュアップ、事業計画書作成指導、創業融資、助成金・ 補助金の獲得支援、税務会計、人事労務、会社設立、許認可サポートなど。その他にもオフィス・店舗物件探し、ブランディング、マーケティング、メディア戦略、出版戦略、集客・販促などのアドバイス、人脈の紹介まで行う。