起業支援サイト「ドリームゲート」で累計面談相談数全国1位の中野裕哲氏。会社の作り方がわかる一冊「一番わかる会社設立と運営のしかた」(西東社)でもお馴染みの税理士が資金調達について伝授。

 第36回 起業家のための創業融資入門8

第36回 起業家のための創業融資入門8

さて、前回に続いて、創業融資について解説します。今回は「資金使途」です。起業相談の際に、多くの起業家が「借りられるだけ借りたい」と言います。不安でいっぱいですから、借りられるだけ借りたいという気持ちはよくわかります。ただ、この考え方は正しいでしょうか?本当のところをお話しします。

まず認識したいのは、金融機関は貸したお金を何に使うかを重視します。使い途のわからないお金は貸せないというスタンスです。
つまり、形式上の借入枠があっても、資金使途を説明できる分までしか借りられないということです。資金使途は、業者などから取り寄せた見積書などで具体的に証明することが求められます。

例えば、飲食店を開業するとしましょう。起業全体でかかるお金が1200万円の場合、自己資金500万円で、700万円を借入希望額として融資申込みをしたとします。その場合、事業全体でかかる1200万円の内訳をキッチリと明示し、それぞれの項目について業者からの見積書などで数字の根拠や資金の必要性を説明しなければならないのです。
一方、コンサルタント業など、あまりお金がかからないビジネスで起業するケースを考えてみましょう。自己資金は500万円あります。その場合、仮に融資制度の上限として、形式的には最大1000万円の借入枠が期待できるケースでも、総額1500万円もの資金使途、見積書は示せないはずです。それほどお金がかからないはずだからです。当然ながら、本当に必要な金額までしか借りられないということになります。

事業計画書を策定するときに、融資制度の形式的な借入限度額だけを調べて、どんな業種でもそこまで借りられると勘違いするケースも多々あります。あまりお金がかからないビジネスをしようとしている場合は、使うお金の範囲内でしか借りられないことをよく理解しておいてください。

いかがでしたでしょうか。

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起業コンサルV-Spiritsグループ
税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人・司法書士事務所V-Spirits
http://www.v-spirits.com/

中野 裕哲(なかの ひろあき)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、
ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、一級ファイナンシャルプランニング技能士)。
起業コンサルV-Spiritsグループ代表(税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人・司法書士事務所・株式会社V-Spirits/V-Spirits会計コンシェル・給与コンシェル・FPマネーコンシェル株式会社)。

起業家支援をライフワークとし、起業準備から起業後の経営に至るまで、窓口ひとつでまるごと支援する「まるごと起業支援ドットコム」を主催。
「起業支援を通して、この国を挑戦者であふれる国にしたい!日本を元気にしたい!」という理念のもと、年間約300件の起業相談を無料で受け、多くの起業家を世に送り出している。
日本最大級の起業支援ポータルサイト経済産業省後援DREAM GATEにて6年連続面談相談件数日本一。最優秀賞他8部門で受賞。起業の最前線、現場での支援経験に基づく独自の起業・独立ノウハウに定評がある。

All About「起業・会社設立のノウハウ」(オールアバウト社)にて公式記事執筆を担当。その他、TV、雑誌、新聞等の各種メディアにて起業に関する解説実績多数。著書・監修書は「一日も早く起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」(明日香出版社)、「オールカラー個人事業の始め方」(西東社)、「オールカラー 一番わかる会社設立と運営のしかた」(西東社)など多数。

専門分野はビジネスプランのブラッシュアップ、事業計画書作成指導、創業融資、助成金・ 補助金の獲得支援、税務会計、人事労務、会社設立、許認可サポートなど。その他にもオフィス・店舗物件探し、ブランディング、マーケティング、メディア戦略、出版戦略、集客・販促などのアドバイス、人脈の紹介まで行う。