起業支援サイト「ドリームゲート」で累計面談相談数全国1位の中野裕哲氏。会社の作り方がわかる一冊「一番わかる会社設立と運営のしかた」(西東社)でもお馴染みの税理士が資金調達について伝授。

 第31回 最高3,000万円!! ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金 応募受付中

第31回 最高3,000万円!! ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金 応募受付中

今回は創業融資のお話しはちょっとお休みして、今、募集がかかっている「ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金)」についての解説をしたいと思います。
まだご存知ない方のために簡単に説明すると、ものづくり補助金とは、革新的なサービス開発・試作品開発などを行う中小企業を支援するための補助金です。
「ものづくり」と聞くと製造業だけの補助金と思いがちですが、そんなことはありません。世の中にないような革新的なサービスの開発も含まれるため、ITやサービス業を始め多くの会社にチャンスがあります。
チャンスがあるかないか、一度確認してみることをオススメします。以下にポイントをお話ししたいと思います。

概要

国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、認定支援機関と連携して、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う中小企業・小規模事業者を支援するものです。

補助対象者

日本国内に本社及び開発拠点を持つ中小企業で、資本金と従業員数が法律で定める規定以下である必要があります。
資本金と従業員数は、例えば「製造業、建設業、運輸業」では資本金「3億円以下」、常時雇用する従業員数「300人以下」となります。従業員数が「50人以下」の場合は全業種で対象になります。
業種ごとに細かく規定があるので、自社が該当するかどうか確認が必要です。

主な補助対象要件

革新的サービス、ものづくり技術の2つの類型があります。

  1. 革新的サービス
    革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善であり、3〜5年計画で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益.」年率1%の向上を達成できる計画
  2. ものづくり技術
    特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善を行い、生産性を向上させる計画(3〜5年計画で「付加価値額」及び「経常利益」の増大を達成する計画)

それぞれ一般型、小規模型、高度生産性向上型があります。

どの類型で選択するかによって対象とできる経費が変わります。小規模型は全ての経費区分が認められますが、一般型、高度生産性向上型は機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費に限られます。対象としたい経費を検討しどの類型で申込みするかよく検討する必要があります。

※高度生産性向上型とは「IoT等を用いた設備投資.」を行い、生産性を向上させ、「投資利益率.」5%を達成する計画であること

事業計画書作成のポイント

補助金申請サポートの多数の経験より、この補助金の事業計画書を作成するときの「最重要ポイント」となることを公開します。特に以下の2つを心がけてください。

  1. 平易に分かりやすく書く
    審査は書面だけの一発勝負です。面接がありません。書いてあることだけで審査員は判断します。業界に従事していればこれは知っているだろうと応募者が思っていても、審査員は知らない場合があります。審査員は専門家ですが、さまざまな専門分野の専門家です。業界のことを全く知らない専門家に当たったとしても「なるほど」と思えるよう、平易に分かりやすく書くことがポイントです。
  2. ビジネスプランとすること
    よくあるのが、「ものづくり」だから技術的なことだけを書いてしまう計画書です。もちろん技術的なことも書かなければなりませんが、あくまで事業計画書ですので、その技術を導入すると、これだけ付加価値や経常利益が向上するというシナリオにする必要があります。

他にもありますが、特に重要な2つを挙げてみました。参考にしてみてください。

募集締切

平成28年4月13日(金)[締切日当日消印有効]
今回の募集は1回のみの予定です。

応募にあたって

応募には認定支援機関の支援が必要です。
認定支援機関によっては確認に時間を要する場合があるので、早めに事業計画書を作成し打診しましょう。なお弊所も認定支援機関としてご支援しておりますので、お気軽にお問い合わせください。創業補助金の事務局での経験のある補助金の専門家が、みなさまをバックアップしております。ぜひご相談ください。

起業コンサルV−Spiritsグループでは起業コンサルタント(R)や税理士がいろいろな資金調達手段を検討し、多角度からアドバイスをすることが可能です。無料相談にいつでもお越しください。

起業コンサルV-Spiritsグループ
税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人・司法書士事務所V-Spirits
http://www.v-spirits.com/

中野 裕哲(なかの ひろあき)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、
ファイナンシャルプランナー(CFP(R)、一級ファイナンシャルプランニング技能士)。
起業コンサルV-Spiritsグループ代表(税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人・司法書士事務所・株式会社V-Spirits/V-Spirits会計コンシェル・給与コンシェル・FPマネーコンシェル株式会社)。

起業家支援をライフワークとし、起業準備から起業後の経営に至るまで、窓口ひとつでまるごと支援する「まるごと起業支援ドットコム」を主催。
「起業支援を通して、この国を挑戦者であふれる国にしたい!日本を元気にしたい!」という理念のもと、年間約300件の起業相談を無料で受け、多くの起業家を世に送り出している。
日本最大級の起業支援ポータルサイト経済産業省後援DREAM GATEにて3年連続相談件数日本一。最優秀賞他8部門で受賞。起業の最前線、現場での支援経験に基づく独自の起業・独立ノウハウに定評がある。

All About「起業・会社設立のノウハウ」(オールアバウト社)にて公式記事執筆を担当。その他、TV、雑誌、新聞等の各種メディアにて起業に関する解説実績多数。著書・監修書は「一日も早く起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」(明日香出版社)、「オールカラー個人事業の始め方」(西東社)、「オールカラー 一番わかる会社設立と運営のしかた」(西東社)など多数。

専門分野はビジネスプランのブラッシュアップ、事業計画書作成指導、創業融資、助成金・ 補助金の獲得支援、税務会計、人事労務、会社設立、許認可サポートなど。その他にもオフィス・店舗物件探し、ブランディング、マーケティング、メディア戦略、出版戦略、集客・販促などのアドバイス、人脈の紹介まで行う。