まるで広大なテーマパーク! オトナの『IKEA(イケア)』見学

開店前のひっそりした倉庫。
かなりの広さを持つ売り場と倉庫に対して、スタッフの数はさほど多くはないですね。しかし、少ないリソースで最大の効果を発揮すべく、大変な集中力をもって“開店準備”に取り組んでいる・・・。
今回BB-WAVE編集部が訪れたイケア港北店の、とある朝の風景です。

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イケアは、スウェーデンはスモーランドという森深い地域で生まれ、世界38ヶ国におよそ300店舗を展開するホームファニッシングストア。2010年6月現在、日本国内では首都圏に3店舗、阪神エリアに2店舗を展開しています。

さて、そんな開店前のイケアに、BB-WAVE編集部が訪れたのは・・・。
それは、少ない人数で広い売り場をマネジメントするその風景と、巨大倉庫の棚に商品を積み上げるところを見てみたい! そして、低価格で商品を提供する仕組みを知りたい! という目的で見学させていただいたわけです。

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黙々と開店準備が進んでいます。倉庫の奥で作業するスタッフ(グリーンのウェア)が見えますか? 倉庫の高さたるや・・・ですね。

初めてイケアストアを訪れて買い物をすると、まずはそのショッピングスタイルが実に楽しい! と感じる方が多いようです。商品を見て・それを倉庫からピックアップして・クルマに積んで持ち帰り(配送もあり)・自分で組み立てる。これすべて基本的にはお客様自らが行います。家族で、仲間で、カップルで、わいわいとテーマパークで遊んでいるかのようなショッピングスタイルが、その人気の秘密なのかもしれません。

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商品がディスプレイされているショールームも、セルフサービスエリアと呼ばれる倉庫も、どちらもそれぞれ2000坪以上の広さ。そして商品数9000以上! このリストには、商品のプライスタグにある商品情報と保管場所を記入しておき、あとでこれを見ながらセルフサービスエリアで商品を探す仕組み。紙でできたメジャーも役立ちますよ。

ショールームに展示されている商品は、そのほとんどがフラットパックという箱に平たく梱包された状態でセルフサービスエリアに陳列されています。お客様自身にピックアップしてもらうため、カートにもクルマにも積載しやすく設計されているわけですね。

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このようなカートが用意されています。じゃんじゃん買い物ができますね。

さて、そのセルフサービスエリアは、高さは10メートルほどあるそうです。その最上段までギッシリと、しかも規則的にストックされている商品は、いったいどのように積み上げられているのだろう?

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と、向こうからなにやら近づいてきましたね・・・。

「イケアのフォークリフトは、日本国内のものではなく、本国のスウェーデンから輸入しています。操作方法も独特なので、担当スタッフは、店内でトレーニングを積まなければならないんです」と説明してくれたのは、IKEA港北インストアロジスティックスマネージャーの斎藤さん。

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フォークリフトが、高い位置の空いたスペースに商品を積み上げていきます。パズルのように。豪快さとともに繊細さも伝わってきます。最上段まで含め、積み上げはすべてフォークリフトで行っているとのこと。

ところで、イケアの商品ってほんとうに低価格ですよね。
「優れたデザインと機能性を兼ね備えた高品質な商品を、ロープライスで提供する出発点として、まず最初にプライスタグを作るんです。つまり、価格を先に決めてしまうわけです」とお話いただいたのは、イケア・ジャパンPR担当の村田さん。

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家具をフラットパックに収めることで物流コストを抑えるとともに、お客様の持ち帰りやすさと組み立てやすさも考慮したデザインを行う。それを徹底的に標準化することが、世界規模でのスケールメリットに繋がる。最初にプライスタグを作る秘密は、このようなイケアの企業努力あってこそ、なんですね。
「もちろん、低価格とは言っても品質を下げることなく、より多くのお客様に“家”を楽しんでもらいたい。それがイケアの願いなんです」

こうして生まれてきた大小さまざまのフラットパック(中にはちゃんと家具が収まってます)が、巨大な倉庫の上までビッシリと積み上げられている景観は、なかなかの迫力。機会があれば、ぜひ見てみてください。

ところで、個人的にちょっと嬉しいなと思ったサービスがありました。

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家具の組み立て時に必要なネジ等のパーツ類が壁一面にびっしり。ファイルケースに入っている組み立て説明書から必要なパーツを探して持ち帰ることができるという、部品がそろわずに困ってしまったお客様のためのサービス。
ネジとかなくしちゃうタイプなんで、こういうサービスは非常に助かります!

そして最後に、BB-WAVEらしく、仕事に役立ちそうなアイテムをご紹介。

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おしゃれで便利な雰囲気がぷんぷんします。
ガラスのパネルに文字を書き込めるボードのようなものですが、こんなボードがオフィスにあったら、モチベーションも上がりそう。
編集部全員、これ欲しい! と騒いでましたね・・・。

今回の見学先 | IKEA港北

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首都圏と阪神エリアに合計5店舗あるイケアストア。機会がある方はぜひお店に足を運んで、いろいろな視点でイケアを楽しんでみてはいかがでしょう。
そして現在、イケア・ジャパンではより多くの地域のお客様との接点を作ろうと、まずは九州エリアでイケアを体験していただく準備をしているとのこと。気になる出店場所は、福岡県糟屋郡の予定です。(時期未定)

http://www.IKEA.jp

なお、文中でご紹介したガラスの掲示板はこちらでご確認いただけます。
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/80187819

※今回の見学や写真撮影は、取材のために特別な許可をいただいています。
※見学コースがあるわけではございませんので、ご了承ください。