こんな巨大な扉、見たことない! オトナの「ANA機体工場」見学 〜前編〜

ここはANAの機体メンテナンスセンター。正直、ここまで巨大な格納庫だとは想像だにしなかった編集部一行。そして、ジャンボジェット機を間近に見たときの興奮たるや、まるで子供に戻った気分。

飛行機好きはもちろん、メカ好き、巨大建造物マニア、そしてお子さんのいるビジネスパーソンにもおすすめできる社会科見学、それが今回ご紹介する『ANA機体工場見学』なのです。

さっそく簡単な説明を受け、ヘルメットを被っていざ格納庫へ。
ドアを開けると・・・そこに広がる空間のあまりに広く開放的なこと!
興奮とともに視線を下にすると・・・眼下に横たわる飛行機が目に飛び込んできた!

画像

デカい・・・。まるで巨大な生物が静かに眠っているかのような・・・。

画像

機体のおしりの下あたりに白いクルマや人がいるのがわかるでしょうか?
飛行機の大きさもさることながら、格納庫の大きさも推して知るべし、な風景です。

実に東京ドームの1.8倍の面積をもつこの空間には、真ん中に柱がなく、中・大型機5機に小型機2機と、合計7機ものジェット機がいっぺんに格納できます。

画像

これだけ広いとなれば、整備士の方々の移動には自転車が便利というわけですね。
キレイに整列されています。こうした整理が行きとどいた構内で、ANAの飛行機は整備されているんですね。

「実は、飛行機のメンテナンス風景の見学だけでなく、建築関係の方が格納庫を見学にくることもあるんですよ」とは広報の黒川さん。確かに、これだけ広く重厚な格納庫だが、その屋根を支える柱がない。四方の壁だけでこの巨大な建造物が支えられているという、建築関係者も関心をもつような珍しい構造。そこに興味をひかれる見学者も多いんだとか。

さて、この空間に足を踏み入れただけでも「非日常」を感じられる体験なのですが、ここからさらなる興奮の連続が始まります。

画像

ボーイング747の胴体の下の部分。
タイヤがまたデカい! 成人男性の腰あたりの高さがあります。

画像

折よくむき出しのエンジンを見ることができました。
このエンジンは、ボーイング737という小型旅客機のもの。
とはいえ、成人男性の背丈ほどの高さがあります。

画像

構内では、至る所で整備士の方々が黙々とお仕事中。緊張感が漂っています。
こうした真剣な仕事風景を見ることができるのも、社会勉強の一環ですね。
ぜひ日本の将来を担う若い方々にも見てほしい光景だと思いました。

それと、女性整備士の姿が目立ちます。大空と同様、職場の門戸も開かれている・・・そんな雰囲気が伝わってくるANAの機体メンテナンスセンター。
ちなみに、グループで約600名の整備士が24時間シフト制で勤務し、ANAの飛行機の安全を支えているそうです。

画像

おっ! 背後で轟音がしたと思ったら、ちょうどANAの飛行機が着陸態勢ですね。
格納庫のすぐ外は滑走路なので、タイミングがよければこうした光景も目の前で見れるかも!?

ところでこの扉。
大きさが分かりずらいので、こちらの写真でご確認ください。

画像

写真左下あたりに人が見えますが、ざっとこんなサイズ感なのです。
タイミングがよければ、この巨大な扉が開閉するシーンを見ることができるかもしれません!

整備の行き届いた巨大な格納庫、間近で見るジャンボジェット機、すぐ外には滑走路。旅行や出張でしか来ることのない空港ですが、その舞台裏のワンシーンを垣間見ることができました。

後編では、飛行機を中心に見ていきます。
特に、2010年内に世界に先駆けて新規就航する予定の最新鋭機「ボーイング787」のために建てられたというもうひとつの新格納庫と、そこで整備されているANAの「エース機」をご紹介予定。お楽しみに!

今回の見学先 | ANA機体工場見学 | ANA

画像

一般申込みが可能な『ANA機体工場見学』は、整備士がリアルに仕事をしている傍ら、巨大な格納庫で整備を受ける飛行機を見学することができます。その日によって格納される機体が異なるため、見学コースは当日までのお楽しみ。

http://www.ana.co.jp/cp/kengaku/

※今回の見学コースや写真撮影の一部は、取材のために特別な許可をいただいているものがあります。
※一般見学に関する予約方法や注意事項等、詳しくは上記ウェブサイトでご確認ください。