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ファッション・ヘアケア・インタビュー

できる男の「おしゃれ術」

ビジネスで好感を持たれる男のグルーミング

高城幸司さんの深い考察によるビジネスシーンの身だしなみを解説しているこのコーナー。
毎月前半は、高城さんによる「メンタル編」を、後半はそのシーンを受けて、「スタジオV」からプロのテクニックを学ぶ「実践編」をBB-WAVE読者の協力も得てお届けします。

第8回 雨の季節の身だしなみ【メンタル編】

高城幸司さん
(株)リクルート・
高城幸司

プロフィールは
こちら

6月になり、もう「温かい」ではなく、「暑い」季節になりました。でも、雨が降るといきなりひんやりしてくるし、そのくせ湿度が高くて決して過ごしやすくはないですよね?

そうです、梅雨のシーズンは、「暑くて汗ばむか、雨でじっとりか」とスーツもビジネスパーソンの身だしなみも大変な時期なのです。雨で濡れた身だしなみのまま、あるいは汗でじんわりした髪型のままで社内の同僚と打ち合わせをしていたら、何となく相手もイヤでしょうがないんじゃないでしょうか?

でも・・・、「濡れても乾くからいいじゃないか?」「汗をかいていても相手が濡れるわけじゃないし、気にすることはないよ」などと、営業でバリバリやっていたときには思ったりしたときもありました。「だってしょうがないじゃない! 忙しいんだから」と言いわけしてたんですが、打ち合わせの相手からすれば気持ちのいいもんじゃなかったでしょうね。
もしかすると「じっとりとした身だしなみの人と長く話してるのは気持ち悪いからさっさと、この会議は終わらせよう」とか相手に思われ、損をしていることもあるかも知れません。

私も最近は、見ていてじっとりの身だしなみは「ちょっと・・・」と思います。例えば自分が営業に出ない日に一日中デスクワークをしていて、外出から帰った営業マンと打ち合わせをするときに、じっとりと汗ばんだシャツや髪型、こぼれる汗を額ににじませてハンカチで拭きながらの姿を見ると、「営業の鏡!」と思いつつも、一方で「ちょっとは会社に入ったときに、身だしなみをきちっとして欲しいな」とか思っちゃったりします。

とは言っても、日本の梅雨シーズン。「じっとりの身だしなみ」になるのは仕方のないこと。せめて、サラサラ、さわやかに挽回するちょっとの工夫ができると、本当はいいですよね?

例えば、こんなことできたらどうでしょうか?
オフィスに小さなドライヤーを置いておくのです。外出から帰ったときに雨に濡れていても、さっと乾かして髪型もサラサラにしてみませんか。
もしかすると、こんな会話が生まれるかも知れません。

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朝から営業に出てもう夕方、今日はこれから社内でスタッフと会議が2つ。雨がザーザー降っていて、ちゃんと傘をさしていても夕方までにはスーツも髪型もじっとり。そこで、オフィスに帰ったらカバンの中の小さいドライヤーで髪を乾かし、スーツも乾かしてエレベーターで自分の部署へ。「ただいま」と外出から帰ると、ちょうど会議の予定時刻。
「じゃ、打ち合わせしようか」とスタッフに声をかけてミーティングルームに入り、来週のお客さまへの提案書づくりの打ち合わせがスタート。
するとスタッフの1名が「あれ! 外は雨降ってますよね」と質問してきた。
「そうだね。今日は一日中、土砂降りだったよ」
「でも全然雨に打たれていないみたいな身だしなみですね。髪型もサラサラですし・・・?」
「ばれたか。実は雨だったから地下の警備室で時間つぶしてたんだ、・・・なんて、そんなわけないだろ! 濡れてじっとりしたままじゃ気持ち悪いから乾かしたんだよ。じゃ打ち合わせを始めよう!」
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なんとなく雨でじっとりの季節でも、こんな工夫があれば、爽やかな気持ちになれ、会議もきっとはかどるんじゃないでしょうか。

高城幸司[たかぎ・こうじ]
1964年東京生まれ。86年同志社大学文学部卒後、リクルートに入社。情報通信関連商品の新規営業やファクスの一斉同報サービスの営業などを担当、トップセールスとして通期MVPを受賞。現在はマーケティング開発部兼「アントレ」編集企画のエグゼクティブマネージャー。「トップ営業マンの裏ワザ」講談社 など著書多数。