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pパワポの使い方、企画書の書き方を達人が伝授。

講師:細野晴義PROFILE

VOL.6:【装飾2】スライドを仕上げる

  • 企画書というと、「きちんと図式化されたもの」という固定観念を持っている方が多いかもしれません。しかし、必要以上に図式化された企画書は、意外に要点がわからないものも・・・。まずは「言葉」があって、その上での必要最小限の「図式化」が望ましいと、私は考えています。さて今回は、その必要最小限での「図式化」についてお話ししましょう。

 

Technique1
「図式化」の条件と手順

先程もお話ししたように、私は、企画書では言葉がいちばん大事であると考えています。ですが、言葉だけでは伝わりにくいものがあることも確か。「文書だけではわかりにくいものを補足する」「ある言葉を特に強調したい」ときは、企画書を補強するために、図式化しています。

下の図のように、言葉が羅列されていたとしましょう。より伝わりやすくするにはこんな方法もあります。

「図式化」の条件と手順


要素ごとにオブジェクトに分割する。
※オブジェクトの分割方法は、「今回のイチオシ!」をご参照ください。


「図式化」の条件と手順


縦に、横に、あるいは斜めに、要素を並べ替えてみる。必要であれば矢印などを付け足す。


「図式化」の条件と手順


その他、クリップアートを配置したり、色を付けたりと装飾を加える。

 

 

※「BB-WAVE.com」でも、『仕事に使えるARCHIVES』で、会員登録さえすれば誰でも自由にダウンロードできるPowerPointクリップアートを提供しています。

【関連リンク】仕事に使えるARCHIVES>パワーポイントクリップアート


Technique2
スライドの流れに留意する

「図式化」する場合、企画書全体を通じて、<縦>に流れるのか、<横>に流れるのか、あらかじめ決めておくとわかりやすくなります。さらに、<縦>なら極力「上から下へ」、<横>なら極力「左から右へ」と流れるようにします。上下・左右に行ったり来たりするようでは、企画書の整理ができていないと思われかねませんので、注意してください。

Technique3
形と色で、オブジェクトに意味を持たせる

それぞれのオブジェクトに意味を持たせると、企画書はとてもわかりやすいものになります。各オブジェクトが、「同質のものであるのか?」「異質なものであるのか?」「同列か?」「並列か?」「順列か?」「対比関係か?」などによって、並べ方や色の使い方を、自分なりに決めてしまうのです。矢印も同様です。どんなときに太い矢印にし、どんなときに細い矢印にするのか、考えておきます。

ちなみに、私が企画書を作成する際は、下記のような約束事を作っています。

<例1:各「見出し」が同じくらい大切であることを強調したい場合>

  • ○「発展」を示す場合には同系色で段々濃く(例:黄色>オレンジ>赤)
  • ○「同質」の場合や「同列」の場合は同じ色で
  • ○「見出し」は濃い色、「説明」は薄い色で
  • ○「対比」を表す場合には反対色で(例:「青と赤」など)

<例1:各「見出し」が同じくらい大切であることを強調したい場合>

<例1:各「見出し」が同じくらい大切であることを強調したい場合>

<例2:各「見出し」はそれぞれ独立したもの、違いを強調したい場合>

<例2:各「見出し」はそれぞれ独立したもの、違いを強調したい場合>

<例2:各「見出し」はそれぞれ独立したもの、違いを強調したい場合>

<例2:各「見出し」はそれぞれ独立したもの、違いを強調したい場合>

「図式化」の条件と手順以上、最終回では、企画書に「装飾」を加える方法を簡単にご説明しましたが、右図のような、文章ベースのシンプルなものがわかりやすい場合もあります。時と場合に応じて、使い分けるといいかもしれません。この講座でご紹介したのはほんの一端ですが、パワポの便利な機能を駆使して、「伝わる企画書」の実現に向け、がんばってください!


今回のイチオシ!
オブジェクトを分割する
1)文章を要素に分割をする
表を挿入して、その中に予め作っておいた文章をコピーしていきます。
 
その後、「図形の調整>グループ解除」もしくは右クリック「グループ化>グループ解除」で、表組みに入れたものがバラバラになり、文章がオブジェクト化されます。さらに、オブジェクトの変更を行えば、形を変えることもできます。
1)文章を要素に分割をする
 
2)オブジェクトのラインを揃える
複数のオブジェクトのラインを揃えるのに苦労されている方が多いようですが、パワーポイントには便利な機能があります。こんな風に並んでいるものであれば、「図形の調整>配置/整列」で下のように、きっちりと並べることができるのです。
2)オブジェクトのラインを揃える

 

細野晴義(ほその・はるよし)
1965年生まれ。マーケティング・コンサルタント。
電通ワンダーマンケイトージョンソン(現・電通ワンダーマン)を経て、有限会社ニューロ・テクニカを設立。顧客との関係作りを専門とし、企業コンサルティング、人材育成、セミナー講師を行っている。
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